- ボスラ遺跡「ローマ劇場」
- 作品番号: SR0318
カテゴリ: 遺跡 タグ:
遺跡
ローマ遺跡
ボスラ
シリア
世界遺産
観客席の直径102m,舞台の広さ45m|ボスラ(シリア)
備考|この都市についての最古の記録は、古代エジプトのトトメス3世とアメンホテプ4世(紀元前14世紀)の時代に遡る。ボスラは紀元前2世紀、ナバテア王国の最初の都市となった。しかし106年、ローマ帝国のトラヤヌス帝の配下の武将コルネリウス・パルマがこの地域を征服した。ローマ帝国支配下でボスラはNova Trajana Bostraと改名され、ローマ第3軍団キュレナイカが駐屯しアラビア属州の州都となった。紅海へ向かうローマ街道・トラヤヌス街道など多くの交易路が交わるボスラは大都会として繁栄した。帝国の東西分裂後、ビザンティン帝国の時代にもボスラにはバシリカなど大きな建築物が次々建てられた。12世紀頃、十字軍の攻撃に備え要塞化される。※世界遺産。